新華社ヨハネスバーグ(南アフリカ):南アフリカの最新の調査結果によると、同国妊産婦のエイズ感染率が、8年間で初めて低下した。同国のエイズ感染状況が好転するのではないかと期待されている。
調査結果によると、2006年、同国の妊産婦エイズ感染率は29.1%で、05年の30.2%を下回った。
妊産婦のエイズ感染率は、その国のエイズ感染状況を知る重要な指標だ。南アフリカのマント・シャバララ・ムシマング保健大臣は、次のように述べている。「南アフリカでの妊産婦のエイズ感染率が低下したことは、若者の間で、徐々に避妊具の使用が浸透していることを意味している。今後、南アフリカ全体でのエイズ感染率も、低下することが考えられる。」。
南アフリカは、世界でエイズ感染率が最も高い国の1つ。
2007年08月04日16時30分
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】
コメント