1.政体
共和制
2.元首
3.議会
二院制(全国州評議会90名、国民議会400名)
4.政府
(1)大統領 ターボ・ムヴィエルワ・ムベキ大統領
(2)副大統領 プムズィレ・ムランボ=ヌクカ副大統領
(3)外相 ンコサザナ・ドラミニ=ズマ外相
5.内政
(1)1940年代後半以降継続されていたアパルトヘイト政策は、国連の経済制裁や反アパルトヘイト運動の激化も受け、1989年のデ・クラーク大統領就任以来、撤廃に向けての改革が進展し、1991年には関連法が廃止された。1994年4月には南ア史上初めて黒人を含む全人種が参加した総選挙(制憲議会選挙及び州議会選挙)が実施され、アフリカ民族会議(ANC)が62%を得票して勝利し、同年5月にマンデラ大統領が選出された。1996年に新憲法が議会で採択された(1997年2月に発効)。
(2)1999年6月2日に民主化後第2回目の総選挙が行われ、与党アフリカ民族会議(ANC)が前回を上回る66%を獲得して勝利し、国民議会の投票によりマンデラ大統領の後継としてムベキ大統領が選出された。
(3)2004年4月に民主化後の3度目となる総選挙が実施され、与党ANCが前回を上回る約70%の得票率で勝利し、ムベキ大統領も再任された。同大統領は所信表明演説において、貧困と開発問題の解決のため、経済の成長と発展による雇用の創出、貧困撲滅のための社会保障制度の構築などを主要課題として掲げた。
(4)2005年2月、ムベキ大統領は「民主主義の更なる発展、真の非人種差別社会への転換、精神的・物質的に満たされる未来への展望、安全と治安の確保、アフリカ・ルネッサンスの勝利に向けた貢献」を重視していく旨の施政方針演説を行った。
<外務省>
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